症状・疾患から探す

内科から探す小児科から探す

鼻水

症状・疾患の概要

鼻水は、鼻の粘膜から分泌される液体で、外部からの異物や感染に対する体の防御反応として生じます。風邪やアレルギー、感染症などさまざまな原因で発生し、特に子どもや高齢者で多く見られます。鼻水には、さらさらとした透明な鼻水や、粘り気のある黄色や緑色の鼻水があり、症状の進行や原因によって異なります。当院では、内科・小児科の両方で鼻水の症状に対応し、迅速かつ適切な治療を行っています​​。

主な症状

大人の場合
鼻水の原因としては、風邪、インフルエンザ、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などが一般的です。風邪やアレルギーの場合はさらさらとした透明な鼻水が多く、感染症が進行すると黄色や緑色の鼻水が出ることがあります。また、慢性的な鼻水や鼻づまりが続く場合は、副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性もあります​。

子どもの場合
子どもは特に風邪やウイルス性の感染症にかかりやすく、鼻水が出やすい傾向にあります。鼻水が長引く場合や、熱や咳とともに現れる場合は、感染症やアレルギーが原因のことが多いです。小さな子どもは鼻をかむことが難しいため、鼻水が耳や喉に流れ込み、中耳炎や咳を引き起こすこともあります​。

診断と検査について

鼻水の原因を明確にするために、当院では以下の診断と検査を行います。

問診と視診
鼻水の色や粘度、持続期間、他の症状(咳、発熱、くしゃみなど)について問診を行い、鼻の内部を視診します​。

アレルギー検査
アレルギー性鼻炎が疑われる場合、アレルゲンを特定するために血液検査や皮膚テストを行います。季節性の花粉症やハウスダストが原因であることがよくあります​。

鼻腔・副鼻腔の検査
慢性的な鼻水や鼻づまりが続く場合、副鼻腔炎の可能性を確認するために、レントゲンやCTスキャンを用いて鼻腔や副鼻腔の状態を調べます​。

治療法について

鼻水の治療は、その原因によって異なります。以下の治療法が一般的です。

抗ヒスタミン薬の使用
アレルギー性鼻炎や花粉症が原因の場合、抗ヒスタミン薬が効果的です。これにより、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が緩和されます​。

点鼻薬や内服薬
鼻水がひどい場合や、鼻づまりがある場合には、点鼻薬や内服薬を使用して症状を抑えます。副鼻腔炎の場合は、抗菌薬が処方されることもあります​。

水分補給と鼻のケア
十分な水分補給により、鼻水をサラサラに保つことができます。小児の場合、鼻吸引器などを使って鼻水を取り除くことも効果的です。また、加湿器を使うことで鼻腔内の乾燥を防ぎ、症状を緩和します​。

予防方法

鼻水を予防するためには、日常生活での対策が重要です。

アレルギーの原因を避ける
アレルギーが原因の場合、アレルゲンを避けることが重要です。特に花粉症の場合は、外出時にマスクを着用し、帰宅時には衣服についた花粉を取り除くよう心がけましょう。また、室内の掃除や換気を定期的に行い、ハウスダストの除去を徹底することも効果的です​。

手洗いと予防接種
風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐため、手洗いの徹底や予防接種が推奨されます。子どもは特に、外出先での手洗いや消毒が感染予防に役立ちます​。

室内環境の改善
加湿器を使って部屋の湿度を保つことで、鼻腔の乾燥を防ぎ、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことができます。特に冬場の乾燥した空気が原因で鼻水が出やすくなるため、適度な湿度を保つことが大切です​。

よくある質問

Q1: 子どもが鼻水を出している場合、どう対処すればよいですか?
A1: 鼻水が出ている時は、鼻をかむことが難しい小さな子どもには、鼻吸引器を使って鼻水を取り除いてあげましょう。また、水分補給をこまめに行い、鼻腔を乾燥させないことが重要です。鼻水が長引く場合や発熱がある場合は、医師の診察を受けることをお勧めします​。

Q2: 黄色や緑色の鼻水が出る場合、病院に行くべきですか?
A2: 黄色や緑色の鼻水は、感染症が進行しているサインかもしれません。特に鼻づまりや痛みを伴う場合、副鼻腔炎などの可能性があるため、早めに受診することをお勧めします​。

Q3: アレルギー性鼻炎の鼻水を防ぐためにはどうすればよいですか?
A3: アレルギーが原因の鼻水は、アレルゲンをできるだけ避けることが大切です。外出時にはマスクを着用し、室内では空気清浄機や加湿器を使用して空気を清潔に保ちましょう。また、定期的に抗ヒスタミン薬や点鼻薬を使用することも効果的です​。

WEB予約WEB予約
電話する電話する
LINE公式LINE公式
トップに戻る