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発熱
症状・疾患の概要
発熱は体温が通常よりも高くなる状態で、感染症や炎症、免疫反応などが原因で発生します。これは体が病原菌に対抗するための自然な防御反応の一つです。風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などが代表的な原因です。大人から子どもまで幅広く見られる症状であり、当院では迅速かつ適切な診療を行っています。内科および小児科の診療を通じて、あらゆる年齢層の患者様に対応しています。
主な症状
大人の場合
発熱に伴い、倦怠感、頭痛、咳、喉の痛み、悪寒、筋肉痛、関節痛、下痢などが見られることがあります。また、感染症に関連する他の症状も伴うことがあります。
子どもの場合
子どもは特に高熱を出しやすく、急激に体温が上昇することが多いです。鼻水、咳、腹痛、下痢、嘔吐などが伴うこともあります。インフルエンザや胃腸炎などのウイルス感染が原因となることがよくあります。
診断と検査について
当院では、発熱の原因を特定するために以下の検査を実施しています。
問診と体温測定
まず、現在の症状や既往歴を確認し、体温を測定します。
血液検査
炎症の有無や感染の可能性を判断するために、血液検査を行います。
抗原検査・PCR検査
インフルエンザやCOVID-19などのウイルス感染が疑われる場合、抗原検査やPCR検査を行い、迅速に診断します。
レントゲン検査
必要に応じて、胸部X線検査で肺炎などの合併症がないか確認します。
治療法について
発熱の治療は、発熱の原因によって異なりますが、一般的な対応は次の通りです。
解熱剤の使用
発熱が高い場合や体が非常に辛い場合、アセトアミノフェンなどの解熱剤が処方されることがあります。
抗生物質の使用
細菌感染が原因である場合は、抗生物質が使用されます。
水分補給と休養
高熱時には体から水分が失われやすいため、こまめな水分補給が必要です。十分な休養も重要です。
予防方法
発熱の原因となる感染症を予防するために、当院では以下のような対策を推奨しています。
ワクチン接種
インフルエンザやCOVID-19などの感染症に対する予防接種を行っています。これにより、発症や重症化を防ぐことができます。
手洗い・マスクの着用
感染予防の基本として、手洗いやマスクの着用が推奨されます。
よくある質問
Q1: 子どもが発熱したとき、どうすればよいですか?
A1: 高熱が続く場合やぐったりしている場合は、早めに受診してください。特に水分補給が難しい場合は注意が必要です。
Q2: 発熱が3日以上続いたら、受診のタイミングは?
A2: 高熱が続く場合や、咳や呼吸困難などの症状が悪化する場合は、できるだけ早く受診することをお勧めします。
Q3: 解熱剤はいつ使うべきですか?
A3: 体が非常に辛い場合や、高熱が続く場合に使用します。ただし、原因によっては解熱剤を使わない方が良いこともあるため、医師の指示に従ってください。
発熱外来の診察について
発熱外来の診察は以下の時間帯で行っております。
診察時間
午前:10:30~12:00
午後:14:30~16:30
受付時間
午前:9:00~11:30
午後:14:30~16:00
当院の発熱外来は予約制となっておりますので、事前にご予約をお願いいたします。ただし、診察の状況によってはお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。